ガス溶接作業主任者は、ガス溶接技能講習を修了したものでその後ガス溶接などの仕事に3年以上従事した経験を持つ人、養成訓練を修了した人、大学や高専で溶接に関する学科を専攻してきた人、鉄工や建築板金、工場板金または配管の1級か2級の技能検定に合格した人で1年以上ガス溶接などの仕事に従事した経験を持つ人などが受験資格を得ることができます。
ガス溶接作業主任者は、労働安全衛生法で定めるガスなどを使用する金属溶接や切断などの作業の直接管理者としての資格を持つ人の中からガス溶接作業主任者を選任することになっています。
ガス溶接作業主任者の試験は、アセチレンやその他の可燃性ガスなどに関する知識、関係法令やガス溶接などの業務に関する知識などが試験科目となります。
車の部品などにはチタンやステンレスなどが多く採用されているのですが、これらの金属を加工するために溶接をしなければなりません。そのため、自動車設備業などのお仕事ではこのガス溶接がとても重要な役割を持っているのです。